一般的な文法として人に依頼するとき、Will you...?とCan you...?、Would you...?とCould you...?は同等に扱われることが多い。しかし、Will/Would you...?とCan/Could you...?は同じではない。
「will」は「意思」を表す助動詞で、「can」は「可能性」を表す助動詞なので、それぞれで依頼のニュアンスが変わってくる。
Would you | Could you |
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相手の"意思"を尋ねる | 相手の"可能性"を尋ねる |
Will you go to the movies with me?
これは、「行くのか行かないのか決断しろ!」くらいのプレッシャーを与えてしまう可能性がある。一方、「Could you」の方が相手の都合を尊重した誘いになるので、相手にとっては負担が少ない。
Could you go to the movies with me?
これは日本語でもそうだが、英語にもそのようなニュアンスがあるのは抑えておきたい。
この記事は英語を勉強中の筆者が『英語の思考法』を元に自分の学習用に作成しています。より正確に知りたい方は書籍を参照してください。