Sainu Blog

雑記

英語の数の捉え方

日本語は数(単数・複数)を区別しないが、数は英語の核心を理解する上で非常に重要なので抑えておきたい。

複数:たくさん!

  • Congratulations!(おめでとう!)
  • Thanks! / Many thanks!(ありがとう!)
  • Acknowledgements(謝辞)
  • My apologies to all(皆さんにお詫び申し上げます)

時代と共に変化する

  • beer→a beer:「ビール二つ」などと言う場面が増えたからか、two beersなどと言うようにもなってきた
  • food→foods:「食べ物が沢山ある!盛りだくさん!」のニュアンスで店舗やCMの文脈で使われる
  • technology→technologies:1980年代から複数形で使われることが増えた
  • informations→information:14世紀頃には複数形でも使われていた

単数

輪郭がある

無冠詞 不定冠詞
chicken
食材のチキン
a chicken
チキン一羽(丸焼きなど)
Macintosh
Apple社のコンピュータのシリーズ名
a Macintosh
(箱詰めできる)マッキントッシュの製品

「ちょっと」

「ひとつやってみるか」「おひとつどうぞ」のように「ひとつ」は「ちょっと」というニュアンスを生む。

It's worth a try
(やってみる価値あるよ!)

不定冠詞には「ちょっと」という表現形式があり、「軽動詞構文」という。もとは動詞から派生した語(多くは動詞と同じ形)が名詞となって、have/take/give/makeなどの基本的な動詞の目的語になるのが特徴。これに不定冠詞の「a/an」がついて「ちょっと」というニュアンスになる。

  • have a bite
  • have a look
  • take a walk
  • take a drive
  • give a smile
  • make a visit
Let's take a walk and get some air
(ちょっと散歩して風にあたろうよ)
Let me have a bite
(一口ちょうだい)

単数か複数かは捉え方次第

familyやteamは、ひとまとまりと考えるか、その構成員それぞれを考えるかで、単数扱いか複数扱いかが変わる。

My family is from Canada. We all like to ice-skate.
(うちの家族はカナダ出身で、みなアイススケートが好きです。
I was born in England. My family are still there.
(私はイングランド生まれで、私の家族はまだそっちにいます。)

この記事は英語を勉強中の筆者が『英語の思考法』を元に自分の学習用に作成しています。より正確に知りたい方は書籍を参照してください。